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ポーラ文化研究所POLA RESERCH INSTITUTE OF BEAUTY & CULTURE

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淑女のおしゃれ作法

第十一章　外出

江戸時代にも外出時に持って行く携帯用の化粧道具はありましたが、明治時代以降、女性が旅行や社会へ出て働く機会が増え、外出先での化粧直しに手軽さが求められるようになりました。小型の鏡に白粉入れがセットになったコンパクトなど、バッグに入れておいてさっと化粧直しができる、新しい化粧道具も発売されています。

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昭和3年以降 / From 1928 onward

レート紙白粉

Lait Paper Powder (face powder attached to paper)

平尾賛平商店発売
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明治時代-大正時代 / Meiji – Taishō period, 19th – 20th century

携帯用化粧道具

Portable cosmetic set
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大正時代 / Taishō period, 20th century

金属製梅文様コンパクト

Metal compact with plum blossoms

日本情緒を感じさせる大胆な梅模様。女性の社会進出が進んだ大正時代は、外出先でも化粧直しができるようにとコンパクトが多用されるようになりました。
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大正時代頃 / ca. Taishō period, 20th century

信玄袋形白粉入れ

Container for face powder and its accessories in the form of a drawstring bag
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大正時代頃 / ca. Taishō period, 20th century

宝尽くし文様化粧ケース

Cosmetic container with treasures

布張りのケースには、白粉、刷毛、爪切用ハサミ、やすりが納められています。
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大正時代末-昭和時代 / End of the Taishō – Shōwa period, 20th century

花模様コンパクト

Compact with flowers
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昭和10年代 / ca. 1935-1945

縞柄コンパクト

Compact with stripes
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昭和時代 / Shōwa period, 20th century

鼈甲風コンパクト

Imitation tortoiseshell compact

ベークライト製
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近代 / Modern era, the second half of the 19th to the first half of the 20th century

銀製小印籠

Small silver inro

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第一章たしなみ
第二章スキンケア
第三章香り
第四章オーラルケア
第五章眉化粧
第六章白粉
第七章紅
第八章ヘアケア
第九章髪飾り
第十章婚礼
第十一章外出
第十二章鏡

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