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ルームシェアのはじまり編
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2021.11.04
sakuan izumi
江戸時代は、艶のある黒髪が女性美として重要視されていました。当時の美容本『都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)』には、髪を黒くするために黒豆や柘榴の皮、桑の根などを煎じて髪に塗ったり、黒胡麻や槐子実(エンジュの果実)などを食したりと、様々な方法が記載されています。中には抜け毛を煎じて細かく刻み、油で練って髪につけるという方法までありました。
前回も登場した『都風俗化粧伝』(みやこふうぞくけわいでん)は、江戸後期に発売された総合美容読本です。
2021.04.08
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お化粧ヒストリー
江戸時代の化粧を象徴する赤・白・黒の三色のうち、唯一華やかさを演出できるのが「赤の化粧」で、紅はたいへん重要なアイテムでした。
2024.08.29
歯を黒く染める「お歯黒」は日本最古の化粧とされ『魏志 倭人伝』や『古事記』にも記載されており、明治時代以降徐々に廃れていくまで続いた、長い歴史をもつ化粧です。
2023.10.26