4月より申し込み方法をPeatixに移行し継続実施しています。学生さんのレポート準備のほか、お仕事への活用、保護者の方同伴での子どもさんの疑問に答えするなど幅広くご活用頂いています。所蔵品や調査レポートなどの一次資料と、関連する文献資料やオンライン情報など、化粧文化に関する多面的な情報提供を行っています。

新潟県立歴史博物館で開催された「浮世絵に見る江戸美人のよそおい」展の関連イベントとして、記念講演を行いました。浮世絵の風俗資料としての側面に注目し、描かれた女性の化粧・髪型・仕草・背景などから、江戸時代の化粧や美意識を読み解きました。

国際交流基金 ニューデリー日本文化センター主催のオンライン講座で、「日本の化粧文化の歴史」を講演しました。約7,000年前の日本における化粧の起源から令和の化粧まで、ポーラ文化研究所の出版物や調査レポート、所蔵資料などを用いながら紹介。400名以上の参加があり、「白粉の原料は？」「お歯黒はどうして？」「日本での男性メークは？」など多くの質問が寄せられ、日本の化粧文化への関心の高さが感じられました。

デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の在り方を検討するデジタルアーカイブ学会 産業とデータ・コンテンツ部会が開催する「DAショートトーク／産業のシーズを見つけよう！」に登壇しました。「ポーラ文化研究所の文化資産とデジタル展開」と題し、化粧文化データベース、蔵書データベースをはじめとする、ポーラ文化研究所のデジタルアーカイブの取り組みと展望について発表しました。