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ポーラ文化研究所について

ポーラ文化研究所について

亀戸初卯祭 歌川豊国/安政元年(1855年)

化粧からひろがる美しさの文化

ポーラ・オルビスグループは「本当の美しさは、内面の美や心の豊かさを伴ってこそ初めて実現する」という考えのもと、文化活動に長く取り組んでいます。ポーラ文化研究所は、化粧を美しさの文化として捉え、学術的に探求することを目的として、1976年5月15日に設立されました。以来、日本と西洋を中心に、古代から現代までの化粧文化に関わる資料の収集と調査研究を行っています。
2005年に化粧文化の専門図書館「ポーラ化粧文化情報センター」、2018年には所蔵資料を検索・閲覧できる「化粧文化データベース」の運営を開始しました。ポーラ文化研究所は、化粧を文化として広く、深く研究し、その成果や文化資産を社会に公開することで、化粧文化への理解を広げるよう努めてまいります。

「祝いのよそほい展」ポーラ ミュージアム アネックス 2016年

「祝いのよそほい展」 ポーラ ミュージアム アネックス 2016年

私たちの活動

1.収集保存

化粧文化研究の基礎となるのが、化粧道具や装身具、絵画資料、文献などの資料です。日本は江戸時代から現代にいたるまで、海外は18~20世紀を中心に、約6500点の資料を収集。文献資料は16,000冊を数えます。

2.調査研究

「化粧」という視点で集約されたコレクションをもとに、古今東西の化粧史、各時代の風俗や美人観の研究を進めています。また1970年代より、現代女性の生活意識や化粧意識・行動に関する独自調査を行っています。

3.公開普及

これまでに収集した文化資産や研究で得た知見は、展示、レクチャー、出版物、調査レポートなどで広く公開しています。化粧文化に関する資料案内や研究支援、展示協力にも積極的に取り組んでいます。

展示

展示

ポーラ文化研究所では、化粧文化の世界を体験していただけるよう、国内外の美術館・博物館への展示協力にも力を入れています。2020年には、パリ日本文化会館との共催により、フランス・パリで江戸時代の化粧風俗をテーマに「美の秘密ー浮世絵に見る江戸時代の化粧と髪型」を開催しました。

レクチャー

レクチャー

時代や地域によって様々に変化する化粧文化の一端をお伝えしつつ、美や文化を共に考える機会として、体験型のトークイベントやセミナーを実施。美術館・博物館や大学、生涯学習施設等での講演や講座も行っています。

出版

出版

化粧文化を中心に装身具、香り、美術、文化史などの観点から、書籍やデジタルブックを刊行しています。

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