「デジタルアーカイブ産業賞」貢献賞を受賞
2019.07.18
ポーラ文化研究所は所蔵・収集してきた資料を検索できる「化粧文化データベース」を2018年に一般公開しています。その活動が「希少性のある資産を広く社会に公開した企業の姿勢として大変先駆的である」と評価され、デジタルアーカイブ推進コンソーシアム主催「デジタルアーカイブ産業賞」の貢献賞を受賞しました。
品川区民芸術祭協賛事業
「結髪実演・遊女のヘアスタイル "横兵庫"」
2019.09.14
品川区民芸術祭の協賛事業として、日本髪に関する講演と結髪実演を行いました。講演は「日本髪の変遷」をテーマに、江戸時代に花開いた日本髪の歴史や見どころを紹介しました。その後の結髪実演では、日本髪の中でも最も豪華とされる「横兵庫」の結髪工程を大画面に映しながら、結髪師の技や道具について解説を行いました。会場では結髪雛形の特別展示も行い、繊細で複雑な日本髪を間近でご覧いただきました。
国際シンポジウム「18世紀朝鮮王室の化粧品と化粧文化」
韓国国立古宮博物館
2019.10.16
韓国ソウル市内にある国立古宮博物館において、「18世紀朝鮮王室の化粧品と化粧文化」と題した国際シンポジウムが開催されました。2016年、韓国文化遺産研究所が朝鮮王朝の王墓から和協翁主(ファヒョプオンジュ)の副葬品である化粧品の容器約15点を発掘。2017年、その調査研究のためポーラ文化研究所に来所しています。シンポジウムは、ヨーロッパからはロレアルのフレデリックリロイ氏、中国からは上海応用技術大学の張婉萍氏が参加。日本からはポーラ文化研究所のシニア研究員村田所員が「日本の18世紀の化粧文化」について発表しました。文化庁長官はじめ韓国国立文化遺産大学、韓国文化遺産研究所、LG社等、産学共同のユニークな企画にふさわしい多彩な参加者で盛会となりました。
品川区民芸術祭協賛事業
「もっと深く知る日本髪」
2019.11.15/16
品川区民芸術祭の協賛事業として、日本髪をテーマに少人数制のレクチャーを行いました。イメージを膨らませるために空想スケッチを行った後、結髪雛形や髪飾りを目の前に見ながら、造形美をつくるための櫛や小道具、整髪料などについて実物もご覧に入れながらお話ししました。飾り櫛の熟覧では、思わず歓声が上がるひとこまも。少人数のため、適宜質問を受けたり受講者同士の自由な感想や意見交換など、和気あいあいとした雰囲気の会となりました。