「江戸の髪飾り」
ポーラ文化研究所ミニギャラリー
2020.01.17~2020.11.30
結い上げた黒髪の美しさを引き立てる、櫛や簪などの髪飾り。江戸所代の女性たちにとって髪飾りは、おしゃれに欠かせない重要なファッションアイテムでした。鼈甲、金銀、象牙、貝といったさまざまな素材に、蒔絵や螺鈿、透かし彫りなどの装飾を施した髪飾りは、工芸技術の粋を集めた芸術品といえます。ポーラ銀座ビル4階の一角に開設したミニギャラリーで、多彩な素材と趣向を凝らした意匠との妙をご覧いただきました。
「美の秘密―浮世絵に見る江戸時代の化粧と髪型」
パリ日本文化会館
2020.10.07~
パリ日本文化会館との共催により、フランス・パリで「江戸時代の化粧風俗」をテーマとする展覧会を開催しました。フランスにおいて、化粧文化の観点から浮世絵と化粧道具を一体的に展示し、江戸時代の化粧風俗を包括的に紹介する展覧会は、ポーラ文化研究所共催の本展が初となります。コレクションから厳選した浮世絵150点と化粧道具など約60点の展示を通じて、江戸時代の化粧メソッドや美意識、化粧の社会的役割を紹介しました。(写真上 パリ日本文化会館ⓒGrégoire Cheneau)
<その他の展示>
- ・ポーラ美術館 「モードとアートの香水瓶ーポワレ、スキャパレッリ、ディオール」 2019.12.15~2020.04.05
- ・たばこと塩の博物館 「隅田川に育まれた文化 浮世絵に見る名所と美人」 2020.02.29 ~2020.06.28
- ・ポーラ美術館 「LÉGER&ART DÉCO 100年前の未来」 2020.06.01~2020.11.03