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デジタルミュージアム

浮世絵にみる江戸美人のよそおい

第九章 紅化粧

江戸時代の化粧で、唯一女らしさや艶やかさを演出したのが紅化粧。主原料は紅花で、「紅一匁金一匁」と言われるほど高価で貴重な品でした。口紅、頬紅、爪紅にも使われたようですが、贅沢品であり、紅を使える女性の身分は限られ、下唇に薄く塗るのが好まれました。紅皿や紅猪口、紅板に塗られて販売されました。

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