ポーラ文化研究所ポーラ文化研究所
ポーラ/オルビス ホールディングス
JP|EN
JP|EN
Search
Close
デジタルミュージアム

トルクメンの装身具

第十章 護符入れ

トルクメンの護符入れは、身につけることによって、その呪術力で悪霊を追い払うことができる最も大切な装身具であった。護符は身につける量が多ければ多いほど効き目があるとされ、衣服に縫い付けたり、留め環で留めたり、首から下げたりしました。代表的な護符入れは「トゥマール」とよばれるもので、古いものはシンプルな筒型でしたが、時代が下るにつれ次第に筒の周りに豪華な装飾を施すようになっていきました。

前の章へ | この展覧会のトップへ | 次の章へ
上へ