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2022.09.29
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、オンライン会議など画面越しに人と会う機会が増えました。こうした変化は、女性のよそおう意識にどんな影響をもたらしているのでしょうか。使っているメークアイテムについてたずねたところ、提示したすべてのアイテムで、オンラインでの使用率はリアルの場での使用率を下回っていました。また、使用アイテム種類数はオンライン5.24、リアルの場6.72と、オンラインはリアルの場より1.48種類少ない状況でした。
自由回答からは、オンラインの画面越しに「自分の容姿を見ることで相手からの見られ方を意識」「顔がたるんでいたのがショックだった」といった画面に映る自分の姿に関連する声のほか、「画面越しで映えるメークを研究した」「簡易的なメークをするようになった」など、メークの方法やテクニックに関する意見があがりました。
オンラインの画面越しでは、実際の対面シーンよりもメークの仕上がり(色味や質感)が相手に伝わりにくいことも、メークアイテムの使用状況に影響を与えているのかもしれません。一方で、画面に映る自分の姿を見て「相手からの見られかたを意識」といった声もあがり、よそおいへの意識に刺激を与えるケースもあるようです。
※このページはポーラ文化研究所2021年11月実施調査(調査対象:15~64歳男女2,000人)をもとに作成しています。