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2021.08.30
コロナ前(※1)と比較してスキンケア頻度の変化を15~64歳女性にたずねたところ、「変わらない」が76%と多数を占め、「増えた」は11%、「減った」は9%という状況でした。また、コロナ前と現在のスキンケア平均時間をみると、朝 8.13分→8.36分、夜 9.14→9.77分 と、それぞれ0.23分、0.63分長くなっています。
各年代で「変わらない」人は過半数に達しています。特に年齢が上がるほど増加し、45~64歳では約8.5割が「変わらない」という結果でした。一方「増えた」と回答した人は、15~29歳では2割以上と、他年代より多くなっています。
スキンケア頻度が変わらない理由は「スキンケアを続けないといけない」「生活のリズムに組み込まれている」が上位にあがりました。スキンケアは生活において欠かせないもの、日々の習慣といった意識が頻度を変えないことに影響しているようです。一方、頻度が増えた理由トップは「家にいる時間が増えた」。外出自粛やテレワークなどによって増えた『おうち時間』 は、家で自身の肌に向き合い、ケアする機会・時間の増加につながったと推測できます。
※1 ここでの「コロナ前」は「新型コロナウイルスが広がる前(2020年1月以前)」を指します。
※2 このページはポーラ文化研究所2020年10~11月実施調査をもとに作成しています。