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2020.06.22
15~19歳女性のメーク率が3年間で上昇していることを、「005 メークする人が増えた年代は?」で紹介していますが、今回は平成の約30年間の比較をしてみましょう。平成がはじまった頃の1991年では25%でしたが、2018年には約3倍の71%となっています。
約4人に3人がふだんメークをしている15~19歳。使っているメークアイテムのトップ3は「口紅」「チークカラー」「アイシャドー」です。ポイントメークアイテムを使う人が多く、ほぼすべてのポイントメークアイテムは全体のスコアを上回っています。また、15~19歳の使用アイテム種類の平均は9.44と全体の8.48を上回り、20代の9.92に迫る高いスコアです。さまざまな種類のアイテムを使いメークをしていることがわかります。
カラーアイテムの使用率が高い15~19歳ですが、コントロールカラー、コンシーラー、フェイスカラーといった肌の質感をつくるアイテムの使用率が全体平均と比べて高いことが印象的です。マスカラやアイライナー、口紅やグロスなどで目元や口元のポイントメークを楽しみつつも、肌の表現に工夫を凝らしている姿が浮かんできます。
※このページは以下調査をもとに作成しています。
ポーラ文化研究所2018年6月、2015年5月、1991年5月実施調査