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2019.09.26
化粧・美容・髪型を中心に古今東西のよそおいの歴史をお伝えする「お化粧ヒストリー」。
次回からは「西洋のよそおい」をテーマに、特徴的なメークや髪型についてお話しします。
過去の西洋のよそおいの流行とは、どのようなものだったのかご存知ですか?
例えば、これまで「お化粧ヒストリー」で見てきた日本で江戸時代が始まった17世紀。
同時代の西洋ではどのようなメークやファッション、髪型をしていたのでしょうか。
明治時代が始まった19世紀や、大正から昭和の20世紀はどうでしょうか。
映画や世界史の教科書で見たことがあるような、巨大な髪型に顔を白く塗ったメークの豪華絢爛なドレス姿の女性たち。あるいは産業革命や世界大戦といった、世界が大きく揺らいだ時代のなかで変化したファッションやメーク......
よそおいの歴史は世界史の流れとあわせて見ることで、よりメークや髪型が担っていた意味などを知ることができます。
現代の感覚からすると、少し不思議なお化粧も登場......!?お楽しみに!
《セ・モワ…(私よ…)》 ジョルジュ・バルビエ 暦本『ラ・ギルランド・デ・モワ』 ジュール・メニアル書店 1918